SSブログ

「それに比べて私は」思考を消した小さなワクワク感 [日々の出来事]

スポンサーリンク




精神的に体調が悪いようで、最近会えていない既婚の女友達がいる。体調が良くなればそのうち連絡してくるだろうし、あまり様子を伺うのもアレなので私の方からも連絡はしていない。

友人は時々LINEのタイムラインに写真をアップしているので「写真がアップされていれば元気って事だな」と思い見てみたら、野球観戦をしていた。元気そうで良かった。旦那さんが草野球をする人らしいので一緒に行ったのだろう。私と会う時に話す旦那さんの話は、独身の私に気を使っている為か、冷めた内容ばかりで良い話を聞いた事がない。でも、なんだかんだで幸せなのだろう。

そんな写真を見た瞬間、普段「これだけは思うまい」と意識している言葉が、ほんの一瞬脳裏をよぎった。

(それに比べて私は…)

おっと!いけない、いけない。変な思考に巻き込まれるところだった。あぶね。

私がもしFacebookなんてものをやっていたら右も左も前も後ろも全ての芝生が青く見えて、頭を抱えていたかもしれない。必死に「楽しく充実した毎日を送る独身女性」を演じ、今とは違った方向で痛い女に一直線だったかもしれない。おー怖い怖い。

そんな私の休日。本当はどこか公園にでも行って花見をしようと思っていたのだけれど(あ、もちろん1人で)急に雨が降り出しそうな危うい天気だったのでやめた。で、いつも通り近所の喫茶店に行き、図書館で借りた《読書は1冊のノートにまとめなさい》を読んだ。

私は読書家というほど本を読んでいるわけではない。ほんの娯楽だったり、悩んだ時の手引きだったりで、本の知識が豊富なわけではない。書評を書くほど掘り下げる自信も無いので、このブログでは4コマ漫画とタレント本程度しか紹介した事が無い。

そんな私がこれを読んだのは、せっかく本を読んでも内容を忘れてしまう事が多く、きちんと記憶して身になる読書をしたいという思いから。何か良い方法はないか?と探っているうちにこの本に辿り着いたのだ。

読書ノートは、以前からつけてみようかなと思ってはいたものの「日記と同じでどうせ私は長続きしないだろう」という気持ちがあって挑戦せずにいた。それに”読書感想文”は苦手だ。

でもこの本を読んでみて、私でも出来そうな気がしてきた。読書ノートというのは、きちんと長い文章で感想を書くものだと勝手に思い込んでいたけれど、この本には「○月○日期待以上に面白かった」の一言でも良いと書かれている。

読んだという体験を書き残す事から始めるのだそう。また、自分の本音を書くのだから一言でも問題無いとの事。

他にも、心に残った文章や漫画の1コマをコピーして切り貼りしたり、パンフレットや本の帯を貼ったり、気が向いた時にメモ用紙に感想を書き、それをノートに貼るだけでも良いと言う。

「『読んだから読書ノートをつける』のではなく『読書ノートを作るから読む』」という言葉がすごくいいなと思った。それによりメリハリのある読書が出来るようになるとの事。

内容を覚える為に頑張って書くのではなく、自分のノートを作り上げていくという作業は楽しそうだ。シールやスタンプを買ってきてカラフルにしていくのもいいかもしれない。

私は全然読まないけれど、ファッション雑誌の好きなコーディネートを切り貼りしたり、無料の情報誌(R25など)に載っている気に入った写真やイラストを切り貼りしても楽しいかも。料理レシピとか。

こうなってくると”読書ノート”というよりも、自分だけの本を作成する感じに近い。

日記と違って毎日の作業ではないし、日付の入った手帳と違って空白の日が出来る事も無いので、モチベーションも保てそうだ。ノートが1冊終わる頃には、書評ブログを書けるようになっているかもしれない。

と、考えていたらワクワクしてきた。生活の中に小さなワクワクがあると(それに比べて私は…)なんてマイナスな感情がいつの間にか消えている。私の思考は単純だ。さてさて、私の読書ノートの1番目は何の本にしようかな♪シールとスタンプを買いに行こう!






スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。