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ただ「雨が好きだから雨女」というだけの、それだけの話 [性格の事]

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私は雨女だ。降ったら困るな…という日に雨が降る事が多い。帰省する日、犬を病院に連れて行く日、山に登る予定だった日、久しぶりに友達に会う日。そして傘を忘れた日。家を出た途端に雨が降り出し、自宅に戻るとすぐにやむ。

なぜ私が雨女なのか?それはとても簡単な理由で、雨が好きだから。

雨音を聴くスマホのアプリがある。雨音は神経を落ち着かせリラックスする効果があるそうだ。雨の音が好きという人は多いらしい。私ももちろん好き。雨粒が地面や屋根、傘に落ちた時の音はどんな音楽よりも心地よくて、いつまてでも聴いていたい。

暗い空も好きだ。もちろん青空も好きだけど曇り空も好き。いや、曇っている方が好きかもしれない。空が濃いグレーの雲に覆われて、朝なのに「あれ?もしかして今って夕方?」と思うほど暗いの雨の日。昼間なのに部屋の電気を点けないといけないくらいの暗さもいい。

雨の休日は嬉しい。窓の外で降り続いている雨と空の色を何度も確認してしまう。美味しいクッキーとコーヒーでも飲みながら、暗い部屋で雨音を聴いていたい。雨音が聴きたいので霧雨のような小雨ではなく、本降りが望ましい。

雨の日を好むのは決して暗い気持ちになっているというわけではなく、ただただ心地良くて気持ちが落ち着くから。それと、雨に濡れた草木やアスファルトの匂いも好きだし、長靴で水たまりを歩くのも好きだ。

そんな感じで、私は雨が好きだから雨女なのだと思う。私が出かけようとすると、雨が私にちょっかいを出してくるのだ。可愛い奴め。

***

子供の頃、毎週日曜は父と母と私の3人で近所の大型スーパーに車で買い物に出かけていた。私が小学校低学年くらいの頃だ。私には姉がいるが、歳がだいぶ離れているので一緒に行く事は無かった。いつも私と父と母の3人。

その買い物の思い出が「雨」だ。特に何の出来事も無いのだけれど、雨が降っていた記憶が強く残っている。父が運転、母は助手席、私は2人に挟まれ真ん中にちょこんと座っている。

買い物に行く日がいつも雨だったわけではないと思うが、何故か思い出は雨。3人が乗っている安い軽ワゴン車の古いワイパーが、ウィンウィンと音を立てて左右に動き、フロントガラスは常に曇っていた。

雨で濡れた道路を車がバシャーバシャーと音を立てて走り、行き交う車の点灯したライトが次々と道路に反射し、それを見て「きれいだな」と思った。そんな記憶が妙に残っていて、雨が降るとなんとなく懐かしさを感じる。

そんな思い出があるから雨が好きなのか、ただ単に暗いところが好きなのかよく分からない。ただ私は、明より暗、陽より陰、昼より夜が好きで、やっぱり晴よりも雨が好きだ。

雨女・雨男の方々は私同様、本当は雨が好きなのでは?






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