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猫との暮らしを描いた4コマ漫画。私の憧れる暮らし [読んだ本]

くるねこ」という漫画がある。登場人物は作者である”くるねこ大和”さんという女性(漫画の中では自身の事を「おばさん」と呼んでいる)と、飼われている猫たち多数。一人暮らしの自宅で仕事をしている彼女と猫たちの日常が描かれている4コマ漫画だ。

以前アニメにもなったとても有名な漫画らしいが、私はこれを最近知った。確か13巻まで出ているのかな。ブックオフに立ち寄った時に、この漫画のイラストに惹かれて購入。

普段は漫画を購入する事があまり無いのだけれど、ゆるい感じの4コマはわりと好きで、この”くるねこ”は大のお気に入りとなった。

この漫画に出てくる猫たちは喋る。が、猫たちのセリフに吹き出しは使われていない。吹き出しを使って喋るのは飼い主の人間だけで、猫たちのセリフは吹き出しには入れず、バックに書かれている(漫画の説明が上手く出来ないのだが、こんな感じ↓)

kuruneko-300x234.jpg

私がこの漫画を好きになった理由は、イラストが自分好みという事が1つ。それと、猫には吹き出しを使っていないというところが私のツボだった。

猫を完全に擬人化して喋らせるのではなく「きっとこんな事を喋っているんだろうな」という飼い主目線での想像を描いているところが、私の脳内にある空想とピッタリ合ったのだ。

私も犬を飼っているのだけれど、まさに同じように頭の中で犬を擬人化させて想像し、それを一人でウフフと楽しむ事がよくある。それは36歳の私が書くのも恥ずかしくなるほど本当にくだらないもので。

例えば、うちの犬は私が仕事に出かけている間、こっそり窓から外に出て仲間の鳩や雀やムクドリ達と合流し、空を飛ぶ練習をしているのではないか…とか。

私がいない間に友達の野良猫たちを部屋に招き入れ、ご当地アイドルを目指して日々AKB48の歌とダンスを、拾ってきた枝をマイク代わりにして練習しているのではないか…とか。

いや本当に、こうして書いてみると脳内の幼さを改めて思い知って少し怖いくらいだ。私は大丈夫なんだろうか(^-^;)でもこの妄想がやめられず、ついニヤニヤしてしまうのだ。もちろん人に話した事はない。

もし私に絵心があったら、きっと趣味でこんな4コマ漫画を書いていたんじゃないかと思う。さらにもし子供がいたら、一緒に物語を考えてイラストを書いて楽しんでいたかもしれない。

くるねこは、空を飛ぶ練習やAKBのダンスの練習はしていないものの、私の妄想とかなり近い形で、猫たちの日常生活を表現していて、その可愛らしさに心を奪われてしまった。

さらに、この漫画の中に出てくる飼い主"くるねこ大和"さんの暮らしっぷりが羨ましくて仕方ない。もちろん漫画の中に描かれている生活が全てではないだろうけれど、一人暮らしの自宅で仕事をし、数匹の猫たちに囲まれている暮らしは、人間嫌い(苦手)で動物好きの私にとっては夢のような生活だ(くるねこ大和さんはすでに結婚されているらしい)

それは、いくら憧れても私には手に入らない暮らしだとは分かりつつ、職場に息苦しさを感じている私はくるねこを読みながら「逃げたい、逃げたい」と心の中でお経のように唱え、現実逃避をしている。




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おひとりさまとして生きるため、本を参考にしてみた [読んだ本]

おひとりさまで生きていく覚悟(?)が出来たのか、それが自分には合っていると悟ったのか、それとも諦めたのか…自分でもどういう感情なのかよく分からないけれど、今後の生き方や方向性のようなものを、なんとなく感じるようになってきた。

そんな私は最近、気が付くとネットで「おひとりさま」と検索している。”おひとりさま”という単語がタイトルになっている本は色々あるので今後読んでみたいと思うが、その中でもちょっと気になったのがおひとりさまのイエローページという本。

表紙には「このままシングルかも…と思ったら、この本があなたを守ります」と書かれている。カスタマーレビューにも「これはアタリでした!」と書かれていたので、どんな内容なのか気になって手にしてみた。


【仕事(収入の確保)について】
「やりたい事、関心がある事、出来る事(スキル)を検討してみよう」というような内容が書かれており、その後にハローワークやマイナビ転職、ケイコとマナブなど求職に関わるサイトがずらりと紹介されている。この本を読むような大人なら、今さら言われなくても分かっているであろう内容。


【住まいにについて】
こちらは賃貸か分譲か実家か、という内容。実家暮らしについては「親に家事を依存していると、いずれツケが回ってきますよ」というような事にほんの少し触れている。
分譲については、購入するなら将来1人になった親を呼べるように2人で住める広さを選びましょう。また購入する場合は修繕積立金や固定資産税も発生するし、メンテナンスも必要ですよという内容。
賃貸については、ライフスタイルに合わせて引っ越しが出来るメリットがあるが、老後も家賃を払えるように貯蓄しておいたほうがいいよ。また老後は気の合う仲間とグループホームという形で暮らす方法もあるよ。という内容。
どれも普通の大人ならこのくらいの事は知っている・理解しているのでは…と思う。


【体について】
保険や検診、料理のサイトをずらりと紹介。


【お金について】
外貨預金や国債のことがさらっと書かれている。保険選びや節約についてのサイトがずらりと紹介されている。


【親との関係について】
介護保険や介護サービスについてさらっと書かれている。介護のコミュニティや宅食などのサイト紹介がずらり。


そして最後には”人生を愛そう”というテーマで「人生を楽しむ必須条件は、素晴らしい友人に恵まれること」と書かれている。人付き合いが希薄な私は「参ったなぁ」と苦笑いしてしまうのだが^^;

全体的に基本的な事が広く浅く書かれている感じで、求めていた内容と違っていたので少し残念だった。おひとりさまだからこそ、もっと自由でおひとりさまにしか出来ないような楽しみ方が紹介されているのかな…と勝手に期待してしまった。

おひとりさまのメリットは「やりたい事・生きたい道が選べる」という事だと私は思っているので、日本中のおひとりさまが、どんな風に趣味や仕事を充実させて自分の人生を楽しんでいるのか知りたい。

様々な生き方を参考に出来るような本があればいいなと思う。そして自分も堂々とおひとりさまを楽しんで、生活もブログも充実させられればなぁ…と思う。




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