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いい人に見えたかもしれないけど私はそうじゃないんだ [性格の事]

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私は36年の人生の中で、覚えている限りでは2回「いい人だね」と言われた事がある。でも私はいい人じゃない。

隣の芝生が青く見えてひがむ事もあるし、友達が結婚した事に嫉妬して(離婚しないかな…)と心の奥底で思った事もある。大した人間でもないくせに毒舌も吐くし、偉そうに他人に上から目線になってしまう事もある。

酒井法子が逃げてた時はワクワクしたし、矢口真里が不倫した時はニヤニヤしたし、西川史子が離婚した時は「ほらね!ほらね!やっぱりね~あの人は絶対に離婚すると思った!」と馬鹿みたいに勝ち誇った。

私に「いい人」と言ってくれた人は私のほんの一部分だけを見て判断しただけだ。

動物好きに悪い人はいないと言うけれど、そんなわけがない。犬を可愛がる脱税者はいるだろうし、猫が大好きな詐欺師もいるし、ハムスターを愛する窃盗犯もいるだろう。

職場では仕事をサボってばかりいて同僚から疎まれていても、家庭に戻ると子煩悩&愛妻家として近所では評判という男性もいるだろう。

仕事が出来てコミュニケーション能力も抜群で誰からも好かれている人が、自宅ではネットで誹謗中傷ばかりしているかもしれない。男性の前では天真爛漫で天使のような女性でも、女性同士の場では半端じゃない毒舌っぷり…なんて事はよく聞く話。

人間には多面性があって、右から見た場合と左から見た場合、前から見た場合と後ろから見た場合、斜め右から見た場合と、斜め左から見た場合、色々な角度で見え方が違う。右から見た人は「いい人」と判断しても、左から見た人は「嫌な人」と判断する事もある。

誰から見ても「いい」や「優しい」と思える部分が多くある人は、周りに人がたくさん集まり、みんなから「いい人だね」と言ってもらえるだろう。

だけど、それに憧れ「いい人と思われたい」からと言って相手の喜ぶ事ばかりを押し付けていると「余計なお世話」と言われるか、もしくは”都合のいい人”になる可能性がある。

私は「いい人だね」と言われて、ちょっとだけ嬉しかった。気持ち全体の2割くらい。そして残り8割は「この人は私の事を誤解しているな」と思い、「これから私の事を知っていけば『いい人』は撤回したくなるかもしれない」と感じた。

いや、私に対して「いい人だね」と言った人はそこまで深くは考えてはいなかっただろう。軽くそう思ったから軽く言っただけだ。でもそれが職場など近い関係の人だったとしたら、私は”いい人”のプレッシャーで本音を口に出来なくなっていたかもしれない。

ブログだって、1度でもいい人と思われてしまったら、その後本音は書きづらい。

だから私はあまり「いい人」だと思われたくはない。素の自分でいたい。素の自分だからといって嫌な人間になろうというわけじゃないけれど、社交辞令や愛想笑いは最小限にしている。

まぁ今となっては「いい人」と言われる機会はほぼ無いが。






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